デイブ・マルーフ氏が語る – デザインバリューに関する5つの力強い見解 –
デイブ・マルーフ氏は、DesignOpsのエキスパートであり、業界のベテランです。彼は、ブログ記事、インタビュー、講演などを通じて知識を共有し、このプラクティスの発展に貢献しています。
UXPinが開催した無料ウェビナーに彼を招き、エンタープライズ・デザインに対する総合的なデザイン運営のアプローチに関する彼の見解をシェアして頂きました。
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デイブ・マルーフ氏によるDesignOpsの5つのポイント
デイブの講演やブログ記事から、デザイン運営の改善のための5つのアイデアをまとめました。このリソースへのリンクは、本記事の最後にあります。
1:”意図的な空間 “を創る
彼はAmplify Designの中で「意図的なスペースとプロセ スがいかに思わぬ発見をする能力、創発、そして探求を促すか」 について話しています。彼は、チームが作業や連携、意見出しをする場であるスペースは、最も「デザイナーの仕事を増幅させる価値あるピース」の1つであると述べています。
彼のお気に入りのワークスペースは、ホワイトボードに囲まれたチームポッドの中央にハイトップデスクかポディウムが置かれたもので、このセットアップは、デザイナーと部門を超えたチームの両方に有効です。
チームメンバーはホワイトボードに向かって座るので、集中力が途切れることはなく、また、走り書きしたメモやアイデアをホワイトボードで確認することもできます。
中央にあるHightopは、連携を促すためのものです。チームメンバーは質問、アイデア、プレゼンなど、このハイトップを使って他のメンバーに向かって行います。この「意図的な空間」は、連絡と連携を促しながら仕事を進めることができるのです。
デイブの意図的な空間の手法は、同じくDesignOpsのエキスパートであるサロメ・モルタザヴィ氏の、プロセスよりもプラクティス(人々の仕事の仕方)を最適化するプラクティス主導型のアプローチと一致しています。
サロメは、3月にUXPinが主催したデザインバリュー会議で、デザイン業務へのアプローチについてのアイデアをいくつか発表しています。
2:デザイナーが増幅させるものを確定する
デイブはDesignX Communityの有名な講演「Amplifying Design Value」(彼のMediumアカウントでも公開)で、Opsが組織内でデザインの価値を高めるための方法を概説しています。
- 形が与えるもの:形が価値を生む仕組み 線、レイアウト、構成、色、文字、テクスチャー、ボリューム、ネガティブスペース、並置、整列、流れ
- 明瞭さ:ユーザーがデジタル製品を使いこなすための情報アーキテクチャから
- 行動への適合性:実世界の行動を効率化する、あるいは補完するような直感的なユーザー体験をいかにデザインで提供するか
- 探求:デザイナーがスケッチやトライアルを通じて可能性を発見する方法
3:より良い未来のためのデザインマニフェストを書く
デイブは、形を与えること、明確にすること、行動に適合させること、そして探求することを褒め称えるデザインマニフェストを書きました。このマニフェストは、「いいデザインが出るのは、、、」という接頭辞から始まります。
いいデザインが出るのは、、、:
- さまざまな活動が最も適切なリズムで行われる時
- 意図的なスペースとプロセスが偶然素晴らしい発見をする能力、創発、探索を促す時
- 定量的なデータと定性的なデータをバランスよく統合し、実用的なインサイトを得ることができる時
- 連携とインクルージョンが、協調的かつ集中的な開発とバランスがとれている時
- 物語の多元性の探求で、人々が将来にわたって意味を見出している時
- デザイナーの魅力やモチベーションが、他の人とは違うことを自身で理解している時
- 質の高いデザインアウトプット、そして質の高いプラクティスとは何かを自身で相互に理解し、評価する時
4:デザインプログラム管理の4つの法則を発見する
デイブは、デザインプログラムマネージャーがデザインワークを管理する際に考慮しなければならない4つのベクトルや法則を挙げています:
- 忠実度: エンド・ツー・エンドのデザインプロセスにおいて、さまざまな忠実度に対応する適切なサポートを提供する
- 連携:連携が自然に起こるような環境を整え、デザインプロセスの重要な部分で連携を予定に入れる
- 結束:チームとプロジェクトが「単一のビジョン」に向けて確実に結束して機能する
- 振り返り:チームが仕事、思考、創造性を振り返り、評価するための時間と空間をつくる
5:DesignOpsによるデザインバリューの向上
デイブは「How does DesignOps increase your design value?」で、DesignOpsのリーダーがデザインの価値を広めることができる3つの領域を特定しています:
従業員
使えるリソースで最高の人材を採用、育成、定着させる。デイブの言う「採用」は、最も経験豊富で高価な「ロックスター」を引き寄せることだけを指しているわけではありません。
社員の育成への投資や、最も高い潜在能力があり強いリーダーシップを持った人材の発掘は、長い目で見ると良いことが多いのです。 彼は人事を4つの側面から見ています:
- オンボーディング: 優秀な社員をいかに早く育てるか
- 報酬と認識:組織では、良い仕事はどのように評価されるか、またその報酬は各個人に適切か
- 人材育成:組織で、成長やリーダーシップのための道筋や機会が作り出されているか
- 昇進:キャリアアップの基準を明確にすることで、期待値を管理し、適切なチームメンバーを採用するための基準を設定できる
インフラ・ツール
DesignOpsのリーダーには、ツールの賢い選択が必要です。「デジタルの世界では、デジタルとアナログのツールが積み重なっていて、クラフトの接点でそのツールの使用に影響を与えます。」とデイブは指摘しています。
UXPin Mergeにたどり着くまでに、PayPalのエリカ・ライダー氏がいかに多くのデザインツールをテストしたかが、その一例です。彼女は、非デザイナーであるPayPalの社内製品チームが、新製品をデザイン、プロトタイプ、テスト、ハンドオフできるようなデザインツールを必要としていました。
UXPin Mergeを使用すれば、PayPalの製品チームはコンポーネントをドラッグ&ドロップして完全に機能するプロトタイプを、従来の画像ベースのデザインツールを使用する経験豊富なUXチームよりも8倍速く構築することができます。
チームメンバーが素晴らしい仕事をするには、技術に合った道具を見つけることが重要だということです。
ガバナンスとワークフロー
ガバナンス主義は、チームメンバーの作業や新しいツールやプロセスの採用を妨げたり、遅らせたりすることがよくあります。DesignOpsは、ガバナンスとワークフローを評価し、障害物を取り除いて、デリバリーの品質とペースを向上させなければいけません。
デイブ・マルーフ氏からもっと学ぶ
デイブの知識と経験から、より多くを学ぶためのリソースをご紹介します:
- A Guide to UX Leadership – UXPinが提供する無料のe-Book
- Holistic Design Operations – 2022年2月に開催されたUXPin主催の無料ウェビナー
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